コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ギリシア映画 ギリシアえいが

世界大百科事典 第2版の解説

ギリシアえいが【ギリシア映画】

ギリシアの映画人として最初に国際的な評価を得たのはおそらくカコヤニスMichael Cacoyannisで,彼は初めイギリスで演劇と映画を学び,ギリシアに戻って製作を開始した。1955年にそれまで舞台女優だったメリナ・メルクーリMelina Mercouriを主役に起用して《ステラ》を作り,61年の《エレクトラ》によってカンヌ映画祭で最優秀映画技術賞を取った。主演女優はイレーネ・パパス。さらに彼はアンソニー・クインで《その男ゾルバ》(1965)を撮り,キャンディス・バーゲンで《魚が出てきた日》(1967)を撮ったが,彼の作風はしだいにギリシアの現実をはなれ,ハリウッド資本に頼ったこともあって一種の観光映画にすぎないとの評も出た。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ギリシア映画の関連キーワード旅芸人の記録ムスクーリ

今日のキーワード

存亡の機

引き続き存在するかここで滅びてしまうかという非常に重大な時。存亡の秋(とき)。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android