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クストー船長とカリプソ号

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

クストー船長とカリプソ号

仏海軍で潜水技術を研究していたクストーは1943年、仲間と自給気式の潜水具を開発、「アクアラング」の商標で売り出す。50年、英海軍の元掃海艇(42年建造)を調査船に改造し、51年の紅海を皮切りに海洋探査に乗り出した。カリプソとは、ギリシャ神話に登場する海の妖精。後に映画監督で売り出すカメラマン、ルイ・マルの潜水撮影による「沈黙の世界」は56年のカンヌ国際映画祭で最優秀賞を獲得した。クストーは世界の海や大河を調べただけでなく、探査機器の開発や海底生活実験で海洋技術の進歩に貢献した。地球環境の保護にも強い関心を寄せ、多くの記録映像や国連の会議で自然の尊さを訴えた。こうした活動はエキップクストーが受け継いでいる。

(2006-07-06 朝日新聞 朝刊 2外報)

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