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クチキムシ(朽木虫) クチキムシAllecula melanaria

世界大百科事典 第2版の解説

クチキムシ【クチキムシ(朽木虫) Allecula melanaria】

甲虫目クチキムシ科の昆虫。北海道から九州まで分布し,成虫は初夏のころから朽木の上や葉の上に見られる。危険を感ずるとすばやく走り去る。背面は黒褐色光沢がある。触角は細長く,胸脚とともに赤褐色。上翅には点刻を含む条溝があり,黄褐色の毛をまばらに生ずる。体長約10mm。幼虫は朽木などの腐植物を食べるが,ときには昆虫の幼虫を捕食すると考えられる。幼虫は淡黄褐色で光沢がある。形は半円筒形で細長く,胸脚を有し,末端節は円錐形で尾突起を欠くが,肛門部が突出して尾脚となる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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