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クトゥブ・モスク Quṭb Mosque

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世界大百科事典 第2版の解説

クトゥブ・モスク【Quṭb Mosque】

ニューデリー南郊にあるインド現存最古のイスラム建築。12世紀末に北インドを征服したクトゥブッディーン・アイバクが1192‐98年に創建し,以後1世紀あまりの間に2度拡張され,現在ではかなり荒廃している。当初の部分の南東に建つクトゥブ・ミナールQuṭb‐Minārは,やはりクトゥブッディーンにより創建されたインド最大・最古のミナレット(尖塔)で,基部の直径14.3m,高さ72.5m。内部に螺旋階段を備え,外観は5層よりなり各層にバルコニーをつけている。

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世界大百科事典内のクトゥブ・モスクの言及

【インド美術】より

… インドにイスラムが影響を及ぼし始めるのは8世紀初期であるが,その建築は12世紀に本格化し,イスラムの浸透とともに各地に広まり,インドの伝統建築の影響を受けて多くの地方様式を展開させた。とくに初期のものはインド的な要素が濃く,デリーのクトゥブ・モスク(1192‐98創建)はアラビア風の配置になりイラン建築の影響も見られるが,ヒンドゥー教寺院の石材を転用しインド式のアーチ工法を採用している。イスラム建築には会堂すなわちモスク(マスジド)や廟墓(マクバラー)のほかに,城砦(キラー)や宮殿(マハル)もある。…

※「クトゥブ・モスク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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