クメール焼と益子焼

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

クメール焼と益子焼

アンコールワットで知られるクメール王朝(9~15世紀)時代に盛んに作られた陶器で、高い技術に裏打ちされたものとして知られる。櫛目(くしめ)や唐草模様がほどこされ、動物をあしらったデザインもある。13世紀後半、王朝衰退に伴い技術継承が途絶え、「幻の陶器」となった。1970年代のポル・ポト政権時代に研究資料の多くが破壊され、原料や釉薬の詳細はわかっていない。益子焼は江戸時代末期におこり、厚手の素材に赤茶色や黒などの釉薬を塗った落ち着いた色合いが特徴。

(2010-04-10 朝日新聞 夕刊 1総合)

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