クラウス・ド・ウェルフェ(読み)くらうすどうぇるふぇ

世界大百科事典(旧版)内のクラウス・ド・ウェルフェの言及

【スリューテル】より

…ディジョン郊外,シャンモールChampmolのカルトゥジア会修道院教会正面扉口に豪勇公夫妻と守護聖人の群像(1391‐93),同教会にキリストの大磔刑像台座で《モーセの井戸》と呼称される6預言者群像(1395‐1404)などを制作。豪勇公の墓廟は,スリューテルの死によって甥クラウス・ド・ウェルフェClaus de Werve(?‐1439)らによって完成した。彼は同時代の国際ゴシック様式に決別し,人物に人間味あふれた個性表現と生命力を,衣文にダイナミックな量感をそれぞれ与え,彫刻に新しい写実主義をもたらした。…

※「クラウス・ド・ウェルフェ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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