クリスチャン・ルネ ド・デューヴ(英語表記)Christian René De Duve

20世紀西洋人名事典 の解説

クリスチャン・ルネ ド・デューヴ
Christian René De Duve


1917.10.2 -
ベルギーの生化学者。
ブリュッセルの国際細胞分子病理学研究所所長。
サリーのテームズ・ティットン(英国)生まれ。
ベルギーのルーヴェン大学を卒業後、ストックホルムのノーベル研究所、ワシントン大学を経て、1947年にベルギーに帰国。’51年ルーヴェン大学生理化学教授に就任し、’62年以降ニューヨークのロックフェラー大学教授を兼任した。’75年ブリュッセルの国際細胞分子病理学研究所所長。’49年ラットの肝臓からリソソームを発見した。’74年クラート・パラディと共にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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