クリスティアン[1世](読み)クリスティアン

百科事典マイペディア 「クリスティアン[1世]」の意味・わかりやすい解説

クリスティアン[1世]【クリスティアン】

ドイツのオルデンブルク家出身のデンマーク国王(在位1448年―1481年)。当時北欧3国は同君連合カルマル同盟)の関係にあり,ノルウェー国王(在位1450年―1481年),スウェーデン国王(在位1457年―1464年)にもなったが,スウェーデンの宰相ストゥーレに敗れスウェーデン王位を失った。しかし一方ではドイツのシュレスウィヒ・ホルシュタイン併合

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世界大百科事典(旧版)内のクリスティアン[1世]の言及

【デンマーク】より

…カルマル同盟はデンマークの優位を前提としており,以後スウェーデンは1448年から幾度かの分離を繰り返して最終的には1523年のグスタブ1世の即位まで,ノルウェーは1814年まで,いずれもデンマークの支配下におかれることになる。 1448年,オルデンブルクのクリスティアン1世Christian I(在位1448‐81)が国務院から王に推戴され,彼はオレンボー朝の開祖となる。次王ハンスHans(在位1481‐1513)は,79年にコペンハーゲン大学を設立した。…

※「クリスティアン[1世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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