クリスティーヌ・ド・ピザン(英語表記)Christine de Pizan(Pisan)

世界大百科事典 第2版の解説

クリスティーヌ・ド・ピザン【Christine de Pizan(Pisan)】

1365‐1430?
中世末期のフランスの女流作家。ベネチア生れ。4歳の頃,シャルル5世の占星学者として重用された父トマに呼びよせられてフランスに移住し,15歳のとき,その意向によって王の公証人兼秘書官のエティエンヌ・カステルと結婚,3児をもうける。この間,父のパトロンである王が死に,父が死に,さらに夫も疫病急死,クリスティーヌはかくて〈ひとりぼっち〉(彼女の銘)になる。25歳であった。彼女は一家を支えるために,再婚という通常の道を選ばず,〈男となる〉決心をする。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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