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クリスマス・ツリー Christmas tree

翻訳|Christmas tree

世界大百科事典 第2版の解説

クリスマス・ツリー【Christmas tree】

モミの木などの針葉樹に,灯や金銀の飾りをつけたもの。クリスマスの風習として,キリスト教世界をはじめ世界中に広がっているが,その起源はヨーロッパでもけっして古いものではない。ドイツ文化圏からおこったといわれ,現在知られる最も古い例は,16世紀初めのL.クラーナハ(父)の銅版画に描かれたものである。また1605年のアルザス地方の旅行記には,シュトラスブルク(現,ストラスブール)ではクリスマスに色紙で作ったバラの花やリンゴや砂糖などを飾った木を立てると記されている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のクリスマス・ツリーの言及

【クリスマス】より

…とくに,クリスマスが子どもを中心とする家族の祭りとなったことがこの時代の特徴である。クリスマス・ツリーサンタ・クロースクリスマス・カードが導入され,クリスマス・キャロルが復活し,クリスマス・プレゼントやクリスマス正餐(ディナー)が庶民の家庭に進出した。今日のクリスマスはこのときから始まった。…

【生命の樹】より

…これらのモティーフは仏国土を表現する宝樹にも使われている。なお,ヨーロッパのキリスト教美術でも〈生命の樹〉としてのブドウがしばしば描かれ,今も行われる枝の主日のオリーブやナツメヤシの祝福,またクリスマス・ツリーも聖樹崇拝の名ごりといえる。【長田 玲子】。…

【モミ(樅)】より

…ヨーロッパ中・南部にはヨーロッパモミA.alba Mill.(英名silver fir)が分布し,ドイツ,フライブルク近郊のシュワルツワルトSchwarzwald(“黒い森”)にも多く見られる。【浜谷 稔夫】
[伝承,民俗]
 モミの木というとクリスマス・ツリーや,《おおモミの木》という有名なクリスマスの歌を思い浮かべる人は多いはず。クリスマス・ツリーはドイツ文化圏に起源をもつといわれる。…

【ヨールカ】より

…ロシア語で〈小さなモミの木〉を意味するが,ロシアにおいては,切り出したモミの若木に豆電球や綿雪などで飾りつけをほどこし,そのまわりで年末と年始に主として子どものためにもよおす祭りをもヨールカと称する。1840年ころに西ヨーロッパからロシアに伝わったクリスマス・ツリーの風習の変形である。もともとロシアでは,キリスト降誕節(クリスマス)から主顕節までの約2週間をスビャートキSvyatkiと呼んで,教会でのさまざまな行事とは別に,新しい年の吉凶を占ったり農作物の豊穣を予祝したりする習慣があり,西欧風のツリーも都市を中心に容易に受け入れられた。…

※「クリスマス・ツリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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