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クリトリス原点説 クリトリスげんてんせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クリトリス原点説
クリトリスげんてんせつ

S.フロイトは,女性のオーガズムは最初は自慰によるクリトリスの刺激で達し,成熟すると徐々に膣 (ちつ) 内の刺激によってオーガズムを感じるようになる,と述べた。したがって,膣オーガズムを感じないでクリトリスだけによってオーガズムを感じる場合は,神経症的な女性だとも述べた。ところがマスターズ・ジョンソン報告で,女性のオーガズムの原点はクリトリスにあることが発見され,不感症と呼ばれていた女性たちに,救いの報告となった。報告によると,クリトリスだけを刺激してオーガズムに達した自慰の場合も,性交でオーガズムに達した場合も,クリトリスはオーガズムの引き金となり,しかも,どちらの場合のオーガズムも,オーガズム帯と称される膣壁 (つちへき) の外側1/3にあたる輪状のベルト地帯が,数回のリズミカルな収縮を示すことが立証された。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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