クルト エーアトマン(英語表記)Kurt Erdmann

20世紀西洋人名事典 「クルト エーアトマン」の解説

クルト エーアトマン
Kurt Erdmann


1901.9.9 - 1964.9.30
ドイツの考古学者。
元・イスタンブール大学教授。
ハンブルク生まれ。
オリエント絨毯の権威で、1951年イスタンブール大学教授となり、’58年までつとめる。その後’58年以降ベルリン国立美術館イスラーム部長の職にあった。またササン朝の摩崖浮彫、王冠形式、拝火神殿貨幣などイラン考古学に関する幅広い研究論考が多く、論文目録はエーアトマン記念論文集に収録されている。主な著書は「ササン朝時代のイラン美術」(’41年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android