百科事典マイペディア 「クレメンス[5世]」の意味・わかりやすい解説 クレメンス[5世]【クレメンス】 ローマ教皇(在位1305年―1314年)。フランス国王フィリップ4世の圧力で1309年南仏のアビニョンに教皇庁を置き,以後〈教皇のバビロン捕囚(アビニョン捕囚)〉時代が始まる。アナーニ事件での譲歩,テンプル騎士団解放など,一貫してフランス王権の制肘(せいちゅう)下にあった。《クレメンス教令集》はその編になる。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報