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クロオオアリ(黒大蟻) クロオオアリCamponotus japonicus

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世界大百科事典 第2版の解説

クロオオアリ【クロオオアリ(黒大蟻) Camponotus japonicus】

膜翅目アリ科の昆虫(イラスト,イラスト)。日本産のアリの中ではもっとも大型の部類に属するヤマアリ亜科のアリで,働きアリの体長は7~13mm,ふつうのアリではそれぞれの役割により大きさや形態がはっきり違うが,一つの巣の中でもその中間型がしばしば現れる。体は全体が光沢のない黒色で,腹部は剛毛のため灰褐色に見える。北海道の中部から九州にまで分布し,大都市市街地などを除き人家の周辺にもふつうに見られる種類で,国外ではシベリア東部,中国東北部,朝鮮半島などにも分布する。

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世界大百科事典内のクロオオアリ(黒大蟻)の言及

【アリ(蟻)】より


[形態]
 ふつう雌アリがもっとも大型で,雄アリ,働きアリの順に小型になる。働きアリの体長が2~10mmくらいの種類が多いが,コツノアリでは1mm,クロオオアリ(イラスト,イラスト)の大型の個体で14mm,東南アジア産のギガスオオアリや南アメリカ産のコワハリアリには30mmに達するものがある。成虫の体は頭,胸,腹の3部に分かれている。…

【クロシジミ】より

…雌はカシワ,クヌギ,コナラなどに群がるクワナケクダアブラムシなどのアブラムシ類,ススキに発生するススキノアブラムシ,アキグミに発生するグミキジラミなどの群れの中に産卵する。孵化(ふか)した幼虫は,初めはこれらの昆虫の分泌物を食物として成長するが,夏の終りころアブラムシなどに群がるクロオオアリによってその巣内に運ばれ,ここでアリの口から吐き出される物質を口移しに与えられて育つ。アリは幼虫が分泌するみつをなめる。…

※「クロオオアリ(黒大蟻)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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