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クロム酸中毒 クロムさんちゅうどくchromic acid poisoning

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

クロム酸中毒
クロムさんちゅうどく
chromic acid poisoning

クロム酸の中毒には急性型と慢性型とがある。急性中毒は,自殺の目的とか誤飲で経口的に摂取した場合に起る。口腔粘膜が腐食し,口渇,腹痛,下痢,急性腎炎肝障害赤血球の破壊などが現れる。慢性中毒は吸入とか経皮接触した場合に起る。経皮接触では,皮膚が発赤し,次いで潰瘍を形成する。吸入では,鼻炎,耳鳴鼻中隔の潰瘍形成から穿孔に及ぶ。また,鼻閉塞,咽喉頭炎,肺炎などを起す。気管支癌の原因になるともいわれる。急性中毒の場合には,胃洗浄ののち,重曹,カセイマグネシアなどを投与する。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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