グランデデサンチアゴ川(読み)グランデデサンチアゴがわ(英語表記)Río Grande de Santiago

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グランデデサンチアゴ川」の意味・わかりやすい解説

グランデデサンチアゴ川
グランデデサンチアゴがわ
Río Grande de Santiago

メキシコ南西部,ハリスコ,ナヤリト両州を流れる川。チャパラ湖北東岸,オコトラン付近からサンチアゴ川として流出し,ベルデ,フチピラ,ボラニョスなどの支流を集めながら西マドレ山脈を切って北西に流れたのち,西に流れを変えて海岸低地に出,サンブラスの北方太平洋に注ぐ。全長約 440km。流路には急流や滝が多く航行には適さないが,河谷は肥沃で,経済的に重要。メキシコ市付近に発し,チャパラ湖に注ぐレルマ川の延長とみなされることもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android