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グレゴリオス[ニュッサの] Grēgorios

世界大百科事典 第2版の解説

グレゴリオス[ニュッサの]【Grēgorios】

330ころ‐395ころ
ニカエア信仰の根幹をなす三位一体論を確立したギリシア教父。〈カッパドキア三星〉のひとり。大バシレイオスの弟。カッパドキアのカエサレアの名門の出身で,弁論家として立ったが,ほどなく聖職を志し,兄の建てた修道院に入った。371年ころニュッサNyssaの主教に推されたが,アリウス派によって罷免され,ウァレンス帝の死(378)まで追放されていた。381年のコンスタンティノープル公会議ではニカエア派の勝利のために尽力した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のグレゴリオス[ニュッサの]の言及

【神学】より

…4世紀から5世紀初めは神学の伝統が確立した時期である。東方ではアタナシオス,バシレイオス,ナジアンゾスのグレゴリオス,ニュッサのグレゴリオスらが三一神論の確立に努力した。また神礼拝を通して人間の神化が目ざされる修道的・霊的・神秘的な東方教会の神学の基礎がすえられた。…

【バシレイオス[カッパドキアの]】より

…〈カッパドキア三星〉のひとり。ニュッサのグレゴリオスの兄。〈大バシレイオス〉と呼ばれ,東方教会では〈修道生活の父〉として特に敬意がはらわれている。…

※「グレゴリオス[ニュッサの]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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