グレート-スモーキー山脈国立公園(読み)グレートスモーキーさんみゃくこくりつこうえん

世界遺産詳解の解説

グレートスモーキーさんみゃくこくりつこうえん【グレート-スモーキー山脈国立公園】

1983年に登録されたアメリカの世界遺産(自然遺産)で、アパラチア山脈の南部に位置する。公園内には1800mを超す山が16ある。温暖多湿の気候によって立ち上る霧が、グレート・スモーキーという名の由来。公園のほぼ95%は森で、その4分の1が原生林であり、北米で最大の落葉温帯原生林の一つである。標高差が激しいこと、豊富な雨量、原生林の存在が、公園の生物相を極めて豊かにし、130種もの樹木を含む3500以上の植物種が植生している。そして200種以上の鳥類、50種以上の哺乳類、50種の魚類、39種の爬虫類、さらに多くの無肺サンショウウオを含む43種の両生類が生息している。またアメリカグマの集団が生息して、少なくとも1800頭に達し、ミンクやビーバーなどの毛皮獣も多数生息する。これらが評価されて、世界遺産に登録された。◇英名はGreat Smoky Mountains National Park

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

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