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グローバリズム グローバリズム globalism

翻訳|globalism

6件 の用語解説(グローバリズムの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

グローバリズム
グローバリズム
globalism

汎地球主義ともいわれる。国家の枠をこえて「一つの世界」という視点に立とうという考え方で,具体的には地球環境保全や国際テロリズムへの共同対処でグローバリズムの傾向が強まりつつある。しかし一方で,ローカリズムリージョナリズムの動きも強くみられる。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

グローバリズム

文脈によって異なる意味を持つ。(1)多国籍企業の地球大の戦略。資本調達、人員の雇用、生産、マーケティングなどを、一国経済を超えて世界的規模で展開すること。(2)「宇宙船地球号」とか「かけがえのない地球」など、世界が1つの共同体であるという認識や行動。環境、人口、食糧、エネルギーなど地球的問題を人類の協力によって解決する視点に立つものが多い。

(坂本義和 東京大学名誉教授 / 中村研一 北海道大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

グローバリズム(globalism)

国家を超えて、地球全体を一つの共同体とみる考え方。汎地球主義。

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百科事典マイペディアの解説

グローバリズム

1991年のソ連・東欧体制崩壊の後,アメリカを中心として世界を一つの市場として共有・統合する動きが一気に加速し,さらに情報通信技術の高度化やインターネットの爆発的普及も加わって,経済・情報・文化のあらゆる領域での地球的規模の流動化の動きを指す言葉として定着した。
→関連項目IT革命アジア通貨危機通貨危機トランスペアランシーバイアメリカン条項派遣労働者フェアトレード

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大辞林 第三版の解説

グローバリズム【globalism】

国際社会における相互依存関係の緊密化や通信手段の発達による情報伝達の加速化などにより、世界を国家や地域の単位からではなく、連関した一つのシステムとしてとらえる考え方。地球主義。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

グローバリズム
ぐろーばりずむ
globalism

地球(世界)主義あるいは地球共同体主義、さらには地球益主義とよびうるもので、世界を一つの人間社会システムとしてとらえ、そのシステムを通して人類の平和、経済的福祉、社会的正義、環境との均衡などの実現を図ろうとする主張。ただし、現実の動態過程であるグローバリゼーションを促す思潮として解釈されることがあるが、グローバリゼーションとは地球市場の統合化であり、それによる弱肉強食的な世界の創出や経済格差の深化などを生じさせていることから、ここでいうグローバリズムとは分けて考えるべきである。グローバリズムの主張は「宇宙船地球号」といった「地球共同体意識」の世界的な広がりを背景とし、とくに1970年代以降に台頭してきたといえる。それ以前にも新機能主義とよばれる統合理論のなかにそうした主張の前身をみることができるが、1970年代に入ってからの一連の状況が明確な契機になっている。
 すなわち、交通・通信機関の発達により世界の縮小と諸国民の超国境的交流がいっそう頻繁になってきたこと、超国家的・脱国家的な国際主体によるグローバルな経済的・社会的な相互交流が展開されてきたこと、世界規模での相互依存が深化したこと、そしてとりわけ環境破壊による地球の滅亡と核の脅威といった人類共通の危機意識が高まったこと、がある。なかでも危機意識の高まりは国家のもつ問題解決機能の低下を認識せしめ、「地球政治」global politicsの成立の必要性を痛感させたのである。しかし他方では、「地球政治」に対する統治能力への疑問や国家のもつ利害調整機能の重要性への主張など、国家中心的な立場をとる側からの批判がある。したがって、グローバリズムの課題は、今後世界システムという構想をより実態的に展開させていく共通の合意と方法にあるといえよう。[青木一能]

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