ケイ・かおりぐさ(漢字)

普及版 字通 の解説


16画

[字音] ケイ
[字訓] かおりぐさ

[字形] 形声
声符は惠(恵)(けい)。香草。〔楚辞〕に歌うことが多い。〔本草綱目、草三、薫草〕に「(李)時珍曰く、古(いにしへ)、香を燒きて以てす。故にと曰ひ、と曰ふ。~或いは云ふ、古人祓除(ふつじよ)するに此のを以て之れをすと。~んで按ずるに、~湘水の源、多く此の香を生ず。今人呼んで廣零陵香と爲すは、眞のなりと」とあり、祭祀のときに用いた。

[訓義]
1. かおりぐさ。
2. 香草、蘭の類。
3. 美しいもの、人の美質にたとえる。

[古辞書の訓]
名義抄 フヂハカマ

[熟語]

[下接語]
・采・秋・春・霜・佩・風・沐・蘭・緑

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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