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ケショウヤナギ(化粧柳) ケショウヤナギChosenia arbutifolia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケショウヤナギ(化粧柳)
ケショウヤナギ
Chosenia arbutifolia

ヤナギ科の落葉高木。日本では高山または亜高山に生じ,上高地の梓川沿いの群落は有名である。朝鮮中・北部,中国東北地方,シベリア東部などに分布。高さ 15m,径 1mに達する。狭長楕円形の葉は長さ 5cm内外で粉白色,無毛,微細な鋸歯がある。初夏,新葉とともにヤナギに似た花穂をつける。若い枝葉は厚い白ろう質をかぶって白いので,化粧をしているという意味でこの名がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ケショウヤナギ【ケショウヤナギ(化粧柳) Chosenia arbutifolia (Pallas) A.Skvortz.】

河岸の砂礫地(されきち)に生えるヤナギ科の落葉高木(イラスト)。東北アジアに広く分布し,日本では北海道のほか,信州上高地付近に隔離分布する。和名若枝が粉白色を帯びる特徴にちなみ,属の学名は最初朝鮮で発見されたことから名づけられた。幹は高さ20~25mに及ぶ。樹皮灰褐色で不規則に縦に裂ける。葉は細長い長楕円形で長さ5cm内外。托葉はない。花は4~5月に咲き,尾状花序花時に下垂する。雄花は5本のおしべから,雌花は1個の子房からなる簡単なもので,雌雄異株である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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