ケルキュオン(読み)けるきゅおん

世界大百科事典(旧版)内のケルキュオンの言及

【プロクルステス】より

…現在でも杓子定規,容赦ない強制の意で使われる〈プロクルステスの寝台Procrustean bed〉はこれに由来する。同じ街道で,曲げた2本の枝に1本ずつ足をゆわえつけ,通行人を二股裂きにしていたシニスSinis,海に蹴落として大亀の餌食にしていたスキロンSkirōn,むりやり相撲の相手をさせて殺していたケルキュオンKerkyōnらと相前後して,いずれもみずからが旅人を殺すのに用いた方法で,アテナイの王子テセウスに退治されたという。【水谷 智洋】。…

※「ケルキュオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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