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ゲツセマネの園 ゲツセマネのそのGethsemane

翻訳|Gethsemane

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ゲツセマネの園
ゲツセマネのその
Gethsemane

イエス・キリストが祈るためにたびたび訪れ,また十字架にかけられる前夜,血の汗をしたたらせながら神に祈ったとされる場所(→キリストの受難)。福音書の記述を総合すると,イスラエルエルサレム東方,キドロンの谷を隔てたオリーブ山西麓にあるオリーブ園をさす。ヘブライ語では gat shemanimと記し「油しぼり」を意味する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ゲツセマネの園
げつせまねのその
Gethsemane

イエス・キリストが最後の祈りを捧(ささ)げた所。エルサレムの東側のオリブ山の西麓(せいろく)にあるオリーブ園をさす。イエスは十字架にかかる前夜、最後の晩餐(ばんさん)の後ここにきて、血の汗を流して「この杯をわたしから取りのけてください」と祈った直後にユダの手引きする官憲の手に捕らえられている。本来の名はgath shemenで、ヘブライ語で「油しぼり」の意である。現在はいくつかの教会堂が建ち、カトリック教会の庭園には、樹齢数百年のオリーブの大樹が数本茂り、巡礼者の憩いの場となっている。[清重尚弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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