コウグイスカグラ(読み)こうぐいすかぐら

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コウグイスカグラ」の意味・わかりやすい解説

コウグイスカグラ
こうぐいすかぐら / 小鶯神楽
[学] Lonicera ramosissima Fr. et Sav.

スイカズラ科(APG分類:スイカズラ科)の落葉性木。花は4~5月二つが対(つい)をなして下垂し、開く。隣接する二つの子房は合着する。本州四国山地に生え、石灰岩地に多い。変異が多く、葉の基部が浅い心臓形となるものをチチブヒョウタンボクとして区別することがある。

[福岡誠行 2021年12月14日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android