コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コウヤボウキ(高野箒) コウヤボウキPertya scandens

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コウヤボウキ(高野箒)
コウヤボウキ
Pertya scandens

キク科の小低木。北海道を除く日本各地の山地に生じ,中国大陸にも分布する。世界的には木本となるキク科は多いが,日本産のものとしては珍しい。高さは 1m前後で細い枝がよく分枝し,ほとんど柄のない卵形の葉をまばらに互生する。葉の長さ2~5cmで3本の葉脈が目立ち,葉縁の鋸歯はまばらで,点のように突出している。9月から 10月に,春に出た新年枝の先端に1個ずつ頭状花をつける。頭状花は多数の鱗状の総包片に包まれ,なかに 10花あまりの淡紅色を帯びた白い管状花が集っている。果実 (痩果) には冠毛がある。近縁種に葉が幅狭く,長い頭花をつけるナガバノコウヤボウキ P. glabrescensがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

コウヤボウキ(高野箒)の関連キーワードキク科

今日のキーワード

ムガベ大統領

1924年、英植民地の南ローデシア(現ジンバブエ)生まれ。解放闘争に参加し、80年にジンバブエを独立に導いた。同年から首相、87年から大統領として実権を握り続けた。2000年以降は白人農場主の農園を強...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android