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コオイムシ(子負虫) コオイムシDiplonychus japonicus

世界大百科事典 第2版の解説

コオイムシ【コオイムシ(子負虫) Diplonychus japonicus】

半翅目コオイムシ科の昆虫(イラスト)。背に産み落とされた卵を孵化(ふか)するまで,雄が保護する性質があるのでこの名がある。褐色をした平たい卵形の水生カメムシで,体長は19mm前後である。口吻(こうふん)は短くて大きい。前脚は強大な捕獲脚で先端に小さな2個のつめをもち,中・後脚は遊泳脚になっている。腹端に出し入れできる1対の呼吸弁がつき,水面に浮かんでいるとき,そこから空気を取り入れる。本州,四国,九州,韓国,中国に広く分布するが,水が汚染されてきているため,生息地は狭くなっている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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