コケラオトシ(読み)こけらおとし

世界大百科事典(旧版)内のコケラオトシの言及

【船下し】より

…前日までに船大工の手によって船霊(ふなだま)をまつり込んだ船を浜辺に出し,祈禱や献饌の後,船主や船頭などによる餅まきが行われ,船を水に浮かべて,試運転をする。この際,船主とか船主の妻女をわざと海へつき落としたり,あるいはコケラオトシとかコケラオドシなどといって,わざと船を大きく揺らせる風習や,船を一度転覆させる所作が伴うところがある。これは船材についている山の神の霊をおとすためであると説明されることが多い。…

※「コケラオトシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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