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コスタリカ平和憲法 こすたりかへいわけんぽう

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知恵蔵2015の解説

コスタリカ平和憲法

中米コスタリカで1949年に制定された憲法。第12条に「常設的機関としての軍隊は禁止する」とうたい、常備軍を廃止した。自衛のための戦争は認めており、国家防衛のために軍隊を再編できると明記している。国家の安全は集団安全保障米州相互援助条約(リオ条約)に頼る。同国は48年に政争から内戦が起き約2000人が死んだ。勝利したフィゲレス大統領は軍隊の廃止を決意し、「兵士の数だけ教師を」を合言葉に軍事予算をそっくり教育予算に変え教育国家に転換した。中米紛争が起きた80年代には当時のモンヘ大統領が積極的・永世・非武装中立を宣言した。その路線を引き継いだアリアス大統領は87年、中米地域の内戦を終わらせた功績でノーベル平和賞を受賞した。

(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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