コブウシ(瘤牛)(読み)コブウシ(英語表記)zebu

翻訳|zebu

世界大百科事典 第2版の解説

コブウシ【コブウシ(瘤牛) zebu】

肩に肩峰という隆起のあるウシゼビュー,犎牛(ほうぎゆう)とも呼ばれる。肩のこぶは胸椎棘突起(きよくとつき)が高くのび,その上にひし形筋がかぶさったもので,栄養状態の良いものではここに多量の脂肪が蓄えられる。原産地はインドであるがアフリカ東南アジアにも広く分布し,多くの品種がある。一般に胸や腹の皮膚がゆるく垂れ下がっており,耳も大きく垂れている。暑さに強く,熱帯性の風土病にもかかりにくい。代表的な品種にインド原産のカンクレージKankrej種,オンゴールOngole種,ギルGir種,レッド・シンディRed Sindhi種,サヒワールSahiwal種,アフリカ原産のアルシArusi種,アフリカンダーAfricander種などがある。

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世界大百科事典内のコブウシ(瘤牛)の言及

【ウシ(牛)】より

…偶蹄目ウシ科の哺乳類。世界各地で乳用,肉用,役用などに飼われる家畜牛(イエウシ)で,ヨーロッパ系とアジア系(コブウシ系)がある。ウシはまた,バンテンガウアヤクなどの野生牛を含むウシ属Bosの総称,またはさらにバイソンスイギュウを含むウシ亜科Bobinaeの総称ともされる。…

※「コブウシ(瘤牛)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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