コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コミチア comitia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コミチア
comitia

古代のローマ市民の集会。全市民が特定の日に,前兆を占ってから開かれ,グループ単位で投票する。各グループ内の多数意見がそのグループの投票を決定。役人が議題を提出し,市民はそれを修正することが許されず,賛否のみを表わすことができる。コミチアの決定が法的に有効とされるには元老院の承認を必要としたが,前4世紀には形式的なものになった。コミチアにはそれを構成するグループにより,クリア単位の民会 comitia curiataケンツリア単位の兵員会 comitia centuriataトリブス単位の平民会 comitia plebis tributaなどあり,特に平民会は前 287年のホルテンシウス法により国政機関となった。ローマが都市国家的な性格を失うとともに有名無実となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

コミチアの関連キーワード民会[古代ギリシア・ローマ]民会[古代ギリシャ・ローマ]元老院[古代ローマ]

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android