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コメディ・フランセーズ La Comédie‐Française

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世界大百科事典 第2版の解説

コメディ・フランセーズ【La Comédie‐Française】

フランスの国立劇場(団)。別名〈モリエールの家〉,またその所在地から〈リシュリュー劇場〉ともいう。1680年,ルイ14世の勅令により創立。前身は喜劇界の大立者モリエールの一座。同座は73年にモリエールが死ぬと,解散した〈マレー座Théâtre du Marais〉の役者たちを吸収合体して存続していたが,さらに上記の勅令で当時悲劇の総本山だった〈オテル・ド・ブルゴーニュ座(ブルゴーニュ座)〉と合併,パリおよびその周辺の演劇独占権(イタリア劇団は例外)を与えられた王立劇団としてコルネイユラシーヌの悲劇,モリエールの喜劇などを財産として発足した。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のコメディ・フランセーズの言及

【国立劇場】より

…したがって,その劇団と劇場の両方が,総称としての同じ一つの名前(西欧のものが日本語に訳された場合には〈○○劇場〉などの名称)で呼ばれることが多い。
【ヨーロッパ】
 西欧における国立劇場の歴史は古く,その多くはいわゆる〈宮廷劇場〉の系譜に連なり,また重なるものとしてあるが,国家が経済・芸術上の管理・運営の責任者=パトロンとなった屋内ホールの国立劇場の嚆矢(こうし)は,1680年パリに誕生した〈コメディ・フランセーズ〉である。これはフランスにいち早く集権的な統一国家ができたことや,ルイ14世の人柄や,モリエール,ラシーヌら強力な劇作家が輩出したせいでもあろう。…

【ブルゴーニュ座】より

…フランス最初の常設劇場で,のちにはそれに拠る劇団をも指した。現在の国立劇場コメディ・フランセーズの淵源の一部を成す。 その歴史は,パリ市内のかつてブルゴーニュ公の館があった場所を中世宗教劇の上演団体〈受難劇組合〉が買い取り,そこに1548年に新しい劇場を開設したことに始まる。…

【レパートリー・システム】より

…この方式は,アメリカで20世紀に始められたロングラン・システムとは対照的なもので,古くからヨーロッパで行われていた。最長の伝統をもつのは,フランスで1680年に結成されたコメディ・フランセーズであり,この一座には大革命期まで,他の劇団にこの劇団のレパートリーの上演を許さぬ独占権が与えられていた。近年,ヨーロッパをはじめ世界各国で演劇振興のために公的援助が与えられるようになったが,そこでもレパートリー・システムによる劇団活動に援助が与えられることが多く,俳優の養成と新しい劇作家の登場を促進する効果を生んでいる。…

※「コメディ・フランセーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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