日本大百科全書(ニッポニカ) 「コモ(イタリア)」の意味・わかりやすい解説 コモ(イタリア)こもComo イタリア北西部、ロンバルディア州コモ県の県都。人口7万8315(2001国勢調査速報値)。コモ湖に面し、ミラノとスイスを結ぶ交通の要衝である。起源はガリア人の市場町コムムComum。16世紀以来、羊毛工業と絹工業が栄え、最近では機械工業もある。第二次世界大戦のイタリア降伏後、1945年4月、ムッソリーニがパルチザンに捕らえられ、コモ湖畔で銃殺された。コモ湖一帯の観光地帯の中心地でもある。[堺 憲一][参照項目] | コモ湖 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例