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コモリガエル(子守蛙)(読み)コモリガエル(英語表記)Surinam toad

世界大百科事典 第2版の解説

コモリガエル【コモリガエル(子守蛙) Surinam toad】

別名ピパ。雌が卵を背負って保護しながら育てる変わった習性で知られるピパ科カエルイラスト)。南アメリカ北東部のオリノコ・アマゾン水系等に分布し,完全な水生種。体長12~20cm,三角形頭部も胴も扁平で,多数の小さな房状突起があり,水底に横たわるとまるで大きな枯葉が沈んでいるように見える。口は大きく,突出した眼は退化的できわめて小さい。前肢の指先に星形感覚器官があり,背面には数条の側線が並んでいる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のコモリガエル(子守蛙)の言及

【育児囊】より

…その他に両生類,魚類および節足動物の甲殻類などにも育児囊をもつ種がいる。たとえば,南米産のカエル(コモリガエル)では雌の背中の皮膚に穴ができ,卵はこの中で発生を遂げる。またヨウジウオ科のヨウジウオやタツノオトシゴでは雄の腹部に育児囊があり,雌が生み入れた卵を稚魚になるまで育てる。…

【胎生】より

…シーラカンスも胎生魚である。子を口に含んで育てるマウスブリーダーのような魚や,背中の皮膚に凹所をつくり,そこで卵を孵化させるコモリガエルなども特殊な形式に分化した広義の胎生の一種であるといえよう。【石居 進】。…

※「コモリガエル(子守蛙)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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