コリン・G. クラーク(英語表記)Colin Grant Clark

20世紀西洋人名事典 「コリン・G. クラーク」の解説

コリン・G. クラーク
Colin Grant Clark


1905.11.2 -
英国の経済学者,統計学者。
オックスフォード大学農業研究所所長。
プリマス生まれ。
ケンブリッジ大学講師などを経て、1937年オーストラリアに移り、シドニー大学メルボルン大学などの大学の客員教授を歴任し、また、’38〜52年オーストラリア労働産業省の長官次官を務める。’53年帰国し、オックスフォード大学農業経済研究所所長となり、’69年まで務める。主著「経済進歩の諸条件」(’40年)において、経済発展に伴って産業構造が第一次産業から第二次産業へ、第二次産業から第三次産業へとその比重を移動させていくことを実証的に明らかにし、「ペティ・クラークの法則」と名づけた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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