日本大百科全書(ニッポニカ) 「コルドバ(メキシコ)」の意味・わかりやすい解説 コルドバ(メキシコ)こるどばCórdoba メキシコ南東部、ベラクルス州西部の都市。東シエラ・マドレ山脈東麓(とうろく)の標高852メートルに位置する。人口13万3807(2000)。周辺はミカン、コーヒー、サトウキビの栽培が盛んで、とくにコーヒーの集散地として知られる。国道150号線が通じ、東152キロメートルにメキシコの玄関ベラクルス、西6キロメートルに花園の町フォルテン、その西17キロメートルに紡績の町オリサバがある。北西のオリサバ火山(5675メートル)は万年雪に覆われ、山麓はこの雪解け水に恵まれる。[高木秀樹] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例