コルドバの殉教事件(読み)こるどばのじゅんきょうじけん

世界大百科事典(旧版)内のコルドバの殉教事件の言及

【アンダルス】より

…一方ベルベル人は,征服に対する貢献度にもかかわらず従属的地位に甘んじ,主として山岳地帯に住んだ。後ウマイヤ朝期850年の〈コルドバの殉教事件〉(キリスト教徒聖職者がムハンマド侮辱のかどで死刑に処された事件)の例は存在するが,アラブ・ベルベル人による原住民支配は一般に寛容で,税を納入するかぎり彼らの宗教・思想・財産はジンミーとして保証されていた。やがて混血や政治的理由から改宗者がふえ,ムスリムの人口は増加した。…

※「コルドバの殉教事件」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android