コロムビア映画[会社](読み)コロムビアえいが

百科事典マイペディア 「コロムビア映画[会社]」の意味・わかりやすい解説

コロムビア映画[会社]【コロムビアえいが】

米国の映画製作・配給会社。1924年ハリー・コーンが創立。戦前キャプラ喜劇が有名で,戦後リーン監督の《戦場にかける橋》(1957年),《アラビアロレンス》(1962年)などつぎつぎとアカデミー賞作品賞獲得作品を配給した。1970年代に入って《未知との遭遇》(1977年)や《クレイマー,クレイマー》(1979年)などの成功があったものの業績は後退し,1982年にはコカ・コーラ社に,1989年にはソニーに買収され,ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントと改称された。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android