日本大百科全書(ニッポニカ) 「コロン(パナマ)」の意味・わかりやすい解説 コロン(パナマ)ころんColón 中央アメリカ、パナマ中北部の港湾都市。パナマ運河の北側の門戸に位置しカリブ海に臨む。人口5万2286(2000)。住民の主体は、パナマ運河建設時、西インド諸島から移住した黒人労働者の子孫で、現在なお約40%が運河関係機関に就労している。1850年旧パナマ運河鉄道の起点としてマンサニョ島に建設され、埋立てにより陸続きとなった。運河開通後、港湾は西隣のクリストバルに建設されたが、現在も鉄道、高速道路の起点として商業、観光の中心地となっている。[今野修平] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例