コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

コロンブ コロンブColombe, Michel

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コロンブ
Colombe, Michel

[生]1430. ブルゴーニュ
[没]1512. トゥール
フランス・ルネサンスの代表的な彫刻家。 1473年頃トゥールで活躍しているが,作品としては 1500年以後のものしか残っていない。作品『ブルターニュ公フランソア2世夫妻の墓』 (1502~07) ,大理石浮彫『聖ジョルジュと竜』 (09頃,ルーブル美術館) 。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

コロンブ【Jean Colombe】

1430か35ころ‐93
フランス写本挿絵画家。ブールジュの芸術家一家に生まれる。フランス宮廷に関係する王侯貴族のための豪華な写本挿絵を制作した。ランブール兄弟が未完のままのこした《ベリー公のいとも豪華なる時禱書》を1480年代にサボア公のために完成させた。代表作に《ルイ・ド・ラバルの時禱書》(1480‐85ころ),《ロミュレオン》(1490ころ)などの挿絵がある。構図や図像表現においてフーケの影響を示すが,動感にみちた群衆表現などにみられる感覚はフーケのもつ古典的精神とは異なる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内のコロンブの言及

【ランブール兄弟】より

…三兄弟のうちポールが最もすぐれ,ベリー公の従者となり,数々の恩恵に浴している。現存作品はほとんどベリー公のために制作された数冊の時禱書中の写本装飾であるが,史料的に確証ある作品は,公の図書目録の記述と一致する《いとも豪華なる時禱書》(シャンティイ,コンデ美術館)ただ一つであり,公と兄弟の死によって16年制作が中断され,80年代にサボア公の手中にあったとき,コロンブの手で完成された。メトロポリタン美術館(クロイスターズ)の《美しき時禱書》も,1405‐10年ごろにランブール兄弟が公のため制作したことが様式的に確実視されている。…

※「コロンブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

コロンブの関連キーワード壬申約条セリム[1世]ムルナービータウタス体源抄ヒバハン国壁草モロカイ島コペルニクスセリム[1世]

今日のキーワード

闇ポテチ

2017年に起こったジャガイモ不足を発端に、非正規のルートで流通したポテトチップスのこと。16年の台風被害などで原料となる北海道産ジャガイモの収穫量が減少したことを受け、17年3月に株式会社湖池屋が、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コロンブの関連情報