コンスタンティノス(8世)(読み)こんすたんてぃのす(英語表記)Konstantinos

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

コンスタンティノス(8世)
こんすたんてぃのす
Konstantinos
(960ころ―1028)

ビザンティン帝国皇帝(在位1025~28)。ロマノス2世の次男で、父の死(963)後、兄バシレイオス2世とともに母テオファノの摂政(せっしょう)の下に共同皇帝の地位につく。兄が正帝として即位(976)したのちも、その地位は変わらなかった。兄の死後ようやく正帝として即位したが政務を好まず、享楽的生活を好み、名目上の皇帝であった。帝国は、その間、ドナウ川南岸の旧ブルガリア領に居座ったスビャトスラフ王を駆逐(971)、テマ・ブルガリアを新設(1014)、さらに小アジア以東の地へ領土拡大を図り、キエフのウラジーミル王との間に通商条約を締結(988)し、アルメニア王国を保護領とする(1021)など繁栄を続けた。[和田 廣]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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