コンスタンティノス[2世](読み)こんすたんてぃのす

世界大百科事典(旧版)内のコンスタンティノス[2世]の言及

【ギリシア】より

…このとき招かれて首相となったのがクレタ島出身のベニゼーロスで,彼はギリシアの近代化と〈メガリ・イデア〉の実現に努め,2度のバルカン戦争(1912‐13)を通じてエピロスの大部分,マケドニア南半,トラキア西部を獲得,領土をほぼ2倍にした。13年ゲオルギオス1世はテッサロニキで暗殺され,その子コンスタンティノス(在位1913‐17,1922)が王位を継いだが,血縁上親独派の彼は第1次大戦に際して中立を望み,親英派で三国協商側に立つことを主張したベニゼーロスと争った。イギリス,フランス両国の圧力によって王は譲位させられ,17年ギリシアはドイツに宣戦した。…

※「コンスタンティノス[2世]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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