コンテキストスイッチ(読み)こんてきすとすいっち

ASCII.jpデジタル用語辞典 「コンテキストスイッチ」の解説

コンテキストスイッチ

Windowsをはじめとする近年OSは、複数アプリケーションなどを同時に実行する「マルチタスク(マルチ処理)」を実現している。この場合、ある処理からある処理に移行する場合、CPU状態コンテキスト)を保存して、さらには復元することが不可欠になる。これがもともとの「コンテキストスイッチ」と呼ばれる処理である。仮想化においては、同様に、OSの切り替えに際してコンテキストスイッチが必要となる。インテルVT、AMD-Vは、このコンテキストスイッチの一部ハードウェアで処理することで高速化を実現した、仮想化支援機構である。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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