世界大百科事典(旧版)内のコーシー=グルサの定理の言及
【グルサ】より
…1879年パリ大学講師,その後種々の大学の職を歴任し,97年パリ大学の数学解析担当教授となり,定年退官するまでその職にあって,研究はもちろん,教育の面においてもフランスの解析学の発展に大きな影響を及ぼした。彼の研究は当時の解析学のあらゆる分野にわたっているが,とくに複素解析学の基本定理の明確化を行ったコーシー=グルサの定理は有名である。偏微分方程式,とくに1階偏微分方程式,パフ形式の理論などの理論整備,発展に残した業績は大きい。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」