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コーナーキューブ corner cube

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コーナーキューブ
corner cube

光の方向を変えるプリズム。ガラスまたは熔融水晶でつくった立方体から隅の部分 (図の ABCD) を切出したものを用いるので,この名がある。三角形 ABCを通って任意方向からプリズムに入射した光線は,直角に交わる3つの面 (ABD,BCD,および ACD) で1回ずつ反射したのち,完全にもとの方向へ戻ってゆく。これをたくさん並べてプラスチック成形したものは効率のよい反射板として自動車などの後部に取付けて使われる。精密なものは測距装置として利用される。コーナーキューブを並べてつくった反射板はアポロ宇宙飛行士により月面に運ばれ,地球から送ったレーザー光を反射させて,地球と月の距離をきわめて精密に測定するのに使われている。

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デジタル大辞泉の解説

コーナー‐キューブ(corner cube)

光や電波などを入射方向によらず、もとの方向へ反射する器具。立方体の一隅を含む三平面の内側を反射面とし、入射した光や電波は3回反射を繰り返してもとの方向へ射出される。光の反射には鏡またはプリズム、電波には金属板が用いられる。コーナーキューブリクレクター。キューブコーナー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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