コールド・チェーン(英語表記)cold chain

世界大百科事典 第2版の解説

コールド・チェーン【cold chain】

外温のもとでは品質の変化しやすい生鮮食品冷凍食品医薬品などを,生産から消費まで一貫して低温の状態で流通させる仕組み(低温流通機構)をいう。すでに前2500年ころ,エジプトでは水の蒸発作用を利用して物資を保存しはじめているが,低温での貯蔵・輸送機能を組み合わせたコールドチェーンの歴史は比較的新しく,19世紀末の冷凍機完成以降のこととなる。オーストラリア牛肉が低温運搬船によってヨーロッパへ輸送され,アメリカにおいては,西海岸青果物東海岸へ低温輸送されてきた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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