ゴスペル・シンガー(読み)ごすぺるしんがー

世界大百科事典(旧版)内のゴスペル・シンガーの言及

【ゴスペル・ソング】より

…正規のキリスト教賛美歌に対し,大衆の間で生まれた福音唱歌を指す。もともと,19世紀後半にアメリカ各地で起こった信仰復興運動で歌われた歌を意味したが,今日では民俗音楽の範疇に入るようなキリスト教音楽,とくに黒人のリズム感や叫ぶような歌唱法を特徴とする歌を〈ゴスペル・ソング〉,その歌い手を〈ゴスペル・シンガー〉と呼んでいる。ふつう4~5人のグループで歌い,エレクトリック・ギターやドラムなどが伴奏につき,〈リズム・アンド・ブルース〉などと共通の第2次世界大戦後の黒人大衆音楽のスタイルで歌唱され演奏される。…

※「ゴスペル・シンガー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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