世界大百科事典 第2版の解説
ローマ皇帝。在位238‐244年。ゴルディアヌス1世の娘マエキア・ファウスティナの息子。バルビヌスとプピエヌス両帝暗殺後,親衛隊により皇帝に迎えられた。政務は初め母の手中に,241年以後は義父で親衛隊長官のティメシテウスの手中にあった。242年にペルシアを破った。ティメシテウスの死後フィリップス・アラブスを親衛隊長官に任命したが,まもなくフィリップスは帝位を望むようになり,ゴルディアヌスは殺された。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
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