サイトブロッキング(読み)さいとぶろっきんぐ(英語表記)Site blocking

デジタル大辞泉 「サイトブロッキング」の意味・読み・例文・類語

サイト‐ブロッキング(site blocking)

ブロッキング5

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「サイトブロッキング」の解説

サイトブロッキング

インターネット接続事業者などが利用者のアクセス先を監視し、特定ウェブサイトへの接続を強制的に遮断すること。「ブロッキング」「インターネットブロッキング」とも呼ばれる。日本国憲法が定める「通信の秘密」「検閲の禁止」「表現の自由」に抵触する恐れがあることから、実施にあたっては法的な根拠が求められる。2018年4月現在、日本では児童ポルノの流通防止を目的としたブロッキングのみが行われている。18年4月、政府は法制度が整うまでの臨時的な措置として、マンガや雑誌を無断で配信する海賊版サイトやネタバレサイトといった削除検挙が難しい著作権侵害サイトへのブロッキングを促す緊急対策案を決定。大手出版社が賛意を示す一方、インターネット接続事業者などからは反対意見が挙がっている。

(2018-4-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android