サハラ・アトラス[山脈](読み)さはらあとらす

世界大百科事典(旧版)内のサハラ・アトラス[山脈]の言及

【アトラス[山脈]】より

…山中ではベルベルが半遊牧や移牧を営み,谷底では農耕も行っている。アルジェリアからチュニジアにかけては,地中海岸に沿って海岸アトラスが走り,その南にはサハラ・アトラスにつながる高原地帯が広がる。海岸アトラスは小さく低い山脈群とそれにはさまれた盆地,平地からなる。…

【アルジェリア】より

…国土面積は広大で日本の約6倍もあるが,その約85%を占める南部地方は砂漠であり,住民や経済活動は北部地方に集中している。北部地方には,地中海に沿って東西に走る二つの山脈,テル・アトラスTell Atlas山脈とサハラ・アトラスSahara Atlas山脈があり,また南部地方にはアハガル(ホガール)山地がある。 地中海沿岸地方は,冬雨夏乾の典型的な地中海性気候であり,年雨量が600mmをこえるが,山脈を越えて南下するにつれて雨量が低下し,また気温の較差が大きい大陸性気候に変わっていく。…

※「サハラ・アトラス[山脈]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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