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サムライアリ(侍蟻) サムライアリPolyergus samurai

世界大百科事典 第2版の解説

サムライアリ【サムライアリ(侍蟻) Polyergus samurai】

膜翅目アリ科の昆虫(イラスト)。ヤマアリ亜科に属し,働きアリの体長は5~6mm,全体に黒色で腹部のみやや灰褐色,大あごは細く鎌状。初夏の日中に行われる婚姻飛行の後,雌アリはクロヤマアリの巣をさがして侵入し,鋭い大あごでクロヤマアリの女王アリをかみ殺す。数日後にはクロヤマアリの働きアリは侵入したサムライアリの女王(雌)アリに仕えるようになり,以後,巣ではサムライアリのみが産みおとされるようになる。サムライアリの働きアリは食物を集めたり幼虫を育てるといった労働能力を欠いているので,奴隷狩りを行っては労働力を補充する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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